GOCHAMAZE timez(ごちゃまぜタイムズ)
いわきから「ごちゃまぜ」 あらゆる障害のない社会へ

ごちゃまぜ農業体験開催!

ソーシャルスクエアが主催する「ごちゃまぜ」イベント、なんと今回は「農業体験ツアー」です。2月7日(日)、60人を超える皆さまにお集まり頂き、小川町のファーム白石に伺って全員で野菜を収穫し、自分たちで調理して、野菜のおいしさを味わいました。お越し頂いた皆さん、ありがとうございました。

 

この「ごちゃまぜ」イベント、もともとは、ソーシャルデザインワークスの代表・北山が参加した、いわき市のプレゼンイベント「ハマコン」がきっかけ。障がいの有無に関わらず、老若男女、様々な人たちが同じ場所に集い、1つの目的に向かってところん楽しもうというコンセプトのもと、これまでに、グリーンバードの清掃活動や、三和町三坂地区の廃校プロジェクトなどが開催されてきました。

 

今回は、小川町の有機農園「ファーム白石」の白石長利さんに全面的にご協力を頂き、採れたての野菜を味わう農業体験の企画です。いわきまちづくり観光ビューローさまの協力を頂き、観光バスをチャーターすることができ、総勢60名での農業体験となりました!

 

大変冷たい風が強く吹くという天候の中、60名を超える方に集まって頂きました。

 

農家の白石長利さんのレクチャーを受け、さあ野菜の収穫! 大きくて重いキャベツに子どもたちも大興奮!

 

こちらは人参の収穫。スポっと抜けるその爽快感が病み付き!

 

白石さんが手塩にかけて育てたキャベツ。シャキっとした食感、野菜本来の爽やかな甘みとえぐみ。強さの際立つ野菜です。

 

ごちゃまぜイベントは国籍もごちゃまぜ!

 

採れたての野菜を刻んで鍋を作ります。畑のすぐ脇で作る鍋はとても贅沢。

 

蒸したてのブロッコリーは、甘みが強くマヨネーズとの相性抜群。思わず一人でいくつも食べてしまいます。

 

今日の鍋は、エビで出しをとり、野菜の旨味を味わうべく味噌ベースの薄味に。身体に染み渡りました。

 

冷たい風で身体が冷えているなかでの暖かい鍋。よりおいしく感じられます。

 

この日は聴覚障がいを持つ子どもたちも参加しました。ソーシャルスクエア内郷の佐藤が手話通訳をして対応させて頂きました。

 

この日収穫したのは、ブロッコリー、キャベツ、ネギ、人参、大根の5種類の野菜。それらをみんなで包丁で切り、味付けしてみんなで頂きました。野菜の収穫体験では、白石さんに1つひとつ丁寧に教えて頂き、楽しみながら収穫の喜びを感じることができました。

 

畑の土に埋まっている野菜をみんなで採り、みんなで調理してみんなで楽しむ。とてもシンプルなことですが、多様な人たちが1つの目的のために同じ行動をする中で、自然と交流が生まれます。その人の出自や職業や、ましてやどんな障がいを持っているかなんてほとんど関係がありません。そういう環境を作ることが、実は「障がい」の本質を知るための大きなきっかけになります。

 

今日、参加してくれた子どもたちは、見た目に何らかの障がいがあったとしても、ほとんど気にすることなく一緒におしゃべりしたり、野菜を取るのを楽しんでいました。「福祉のため、障害者のため」といった要素はなくても、楽しい、面白いというポジティブな雰囲気のなかに、たまたま自然に障がいのある方も混ざっていて、大人も子供も、日本人も外国人も混ざっている。そんな「ごちゃまぜ」イベントだからこそ、感じられることがあるのだと思います。

 

ソーシャルスクエアでは、こうした「ごちゃまぜ」イベントを開催し、「ごちゃまぜの価値観」を広く伝えていければと思います。

GochamazeTimesCompany

全国各地にライターやプロボノを抱える編集社。タブロイド紙|GOCHAMAZE timesの季刊発行、および、地域の方々と共創するごちゃまぜイベントの定期開催により、地域社会の障害への理解・啓発|年齢・性別・国籍・障害有無に限らず多様な”ごちゃまぜの世界観”をデザインし続けている。

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